IndeedとWeb広告の違い

「タウンワークの効果が伸びないな…」
「新しい求人の手法を検索してみるけど、イマイチ違いがわからない」
「CMでよく見るけど、Indeedって応募あるの?」
など考えたことはありませんか?

今回は、これまでタウンワークなどの求人メディアを利用しているものの、もっと採用成果を出すためにIndeedやWeb広告での掲載を考えている採用担当の方向けに、IndeedとIndeed以外のWeb広告の違いを解説します。

IndeedとWeb広告の違い

IndeedとWeb広告の違いを簡単に説明すると、Indeedは今仕事を探している人に特化しています。
対してWeb広告は今仕事を探している人と、今ではないが、将来的に転職を考えているような人に向けて掲出される広告です。
下図にそれぞれの特徴を簡単にまとめました。

広告の種類リーチできるユーザー層応募獲得見込み掲出される場所
Indeed既に転職先や仕事を探している人(顕在層)Indeedの中のみ
Web広告これから転職やバイト探しをするかもしれない人(潜在層)○~△様々なWebサイトやGoogle、Yahooの検索結果画面など

それぞれについてもう少し細かく解説します。

Indeedの特徴

Indeedを見ているユーザーのほとんどは転職を考えていたりバイトを積極的に探している人です。つまりIndeedユーザーは後に紹介するWEB広告よりも転職意欲の高い求職者の割合が多く、求人サイトという点より企業のニーズに沿った職務経歴を持った求職者が応募してくることが多いと言えます。これはメリットでもありますが裏を返すと、転職を考えていない人には求人が目に付くことはないとも言えます。

また、Indeedは「職種名×勤務地」の組み合わせ検索で求人が表示されます。そのため、人の多くない地域だが待遇面がとても良い求人のような場合、応募の可能性がある人の検索結果画面に届いていないこともあります。その場合はこちらの記事にある「広域設定」の活用や、次に紹介するWEB広告の方が相性が良いかもしれません。

Web広告の特徴

Web広告には様々なWebサイトに画像が掲出されるディスプレイ広告、検索結果画面に表示されるリスティング広告、TwitterやInstagram等のSNSに表示されるSNS広告など様々あります。

各種の広告について細かく触れている記事はこちらを参照ください。

採用ターゲットにアプローチ!リスティング広告を使った求人募集とは?

SNSを活用した求人募集ってどんなもの?【基本編】

これらWeb広告のほとんどに共通して言える最大の特徴が、転職を考えていないようなユーザーにも表示させることが出来るという点です。メディアで応募がたくさん来ていたが最近来なくなってしまった、といった場合既にほとんどの応募者を刈り取ってしまっている可能性があります。こんな時は同じメディアの中で予算を上げて戦うよりも様々な人の目に付くようなWeb広告を用いて、現在転職活動はしていないが今の状況に不満や不安があるような転職活動予備軍の人にアプローチをかけてみた方が良い場合もあります。

おわりに

IndeedとWeb広告は似ているようでアプローチをかける対象が全く違うことが分かりました。それぞれ皆さんの求める求職者像を想像しながら、媒体を選んでいただければと思います。

この記事を書いた人

佐藤航

2021年10月中途入社
社内のIndeedデータ管理、活用を担当。リスティング広告の運用等も行う。
2020年12月:応用情報技術者,2022年4月:上級ウェブ解析士取得。