Indeedで応募を増やすコツ

「なんかIndeedってCMでもやっているし、ウチもやってみようかな」と Indeedで掲載を始めてみたはいいものの、応募の音沙汰が一切ない…なんてことはありませんか?

Indeedで求人を出す時には「職種名・勤務地・雇用形態・給与・簡単な仕事内容」と、この5つだけで求人を掲載スタートできちゃいます。
でも、必須の項目が少なくて楽だから落とし穴があるんです。
例えば、飲食店でお店の宣伝をしようと思った時、力を入れているメニューのこととか、お店の雰囲気とか、どうにかお客さんに足を運んでほしいから、いろいろと書きますよね?
求人の掲載でも同じようなことが必要になるんです。

これから、「まずこれやってみて!」というアドバイスを書いてみるので、実際に掲載している求人と照らし合わせながら読んでみてほしいです。

もうそれすらちょっと時間ないなって方は、読むことはすっ飛ばしてもらっていいので、最終手段使ってみてください。
働いているスタッフの子に「友達を誘うならどうやって伝えて誘う?」って聞いて、それをそのまま書くだけでいいです!
今働いているスタッフさんのリアルな声以上に信ぴょう性の高いものってないですよ。
それだけじゃなくて、いや、もうちょっと他にも頑張ってみたいという方は、ぜひとも読み進めてみてください。
Indeedに実際に掲載するときの項目ごと説明しているので、どれか一個やってみよう!なんてのでもいいので。

indeedに掲載するときの入力項目

最初に、indeedに掲載するときの必須項目と任意項目の確認をします。
スマホで操作をしていたとしたら、スクロールしていて、あれこんなのあったのかと、知らない項目もあるかもしれません。

~必須項目~
・職種名
・勤務地
・雇用形態
・給与
・仕事内容及びアピールポイント

~任意項目~
・求める人材
・勤務時間・曜日
・交通アクセス
・待遇・福利厚生
・写真
・この求人のタグ
・採用目標時期

※以下が入力画面となりますが、仕様変更などにより実際の画面とは異なる場合があります。

Indeedで応募を増やすコツ

では、順番に改善ポイントを見ていきましょう。実際に掲載している求人と比較してみてくださいね。

【必須項目編】

職種名

職種名は求職者が最初に目にする部分のため、わかりやすくシンプルに書くと良いです。
ポイントは、一般的な職種名に一つ仕事に関することを付け加えます。
例えば…

  • ルート営業⇒“〇〇製品の”ルート営業
  • ホールスタッフ⇒“和食居酒屋の”ホールスタッフ
  • 販売⇒“お惣菜の”販売
  • 介護職員⇒“有料老人ホームの”介護職員

ここでは注意点が二つあります。
・♪や★などの記号はNG
・仕事に直接関係のない修飾語はNG(例:オープニング募集、未経験から始められる)

修飾語が多い職種名の方が、メリットがたくさん書いてあり良い求人のように思うかもしれません。しかし、indeedの掲載基準では、逆に質の悪い求人とみなされて、審査に引っ掛かり、求人が表示されにくくなる、求人が掲載されなくなるケースもあるので要注意です。

勤務地

勤務地に「〇〇ビル」って入ってはいませんか?求職者が求人を検索する際、〇〇の部分に実際に存在する地名が入っていた場合、まったく違う地域の人に求人が表示されてしまうことがあります

ちょっと分かりにくいので例を一つ。
例えば、愛知県の求人で勤務地に「ちとせビル5階」と入っていたとします。そうすると、北海道の千歳市で求人を検索した人にも求人が表示されてしまいます。多くの人に求人を見つけてもらえるなら、別に悪いことないのでは?と思いますよね。しかし応募する意欲のない勤務地の求人を見つけても、その人は、求人のページを読むことも、応募することもないかもしれません。
このような求人は、indeedでは“求職者にとって良い求人ではない”とみなされて、求人の評価が下がってしまう可能性があります。仮に評価が下がった場合、それはつまりindeedで求人が表示されにくくなることを意味します。そのため、ビル名は別項目の「交通アクセス」に記載するようにしましょう。

雇用形態

特に注意ポイントはありません。

給与

特に注意ポイントはありません。 最低賃金が法定を下回っていないか、注意してください。

仕事内容及びアピールポイント

具体的な仕事内容を詳しく書くようにしましょう。
「募集背景」…自分の求められているポジションが明確になります
「業務内容」…1日の仕事の流れ
「人」…一緒に働くスタッフ
「場所」 お店orオフィスの内観や外観
「モノ」…扱っているメニューや商品

実は「場所」「モノ」は、職種名の項目のアドバイスでも使っていたんです。気づきましたか?後程、写真の項目でもお話ししますが、特に「ヒト」「場所」「モノ」は大事な三拍子なので覚えておくと結構便利です。では、仕事によって何通りもあるので、飲食店を例にとって見てみます。

~仕事内容~
・お願いしたい仕事内容を書く(業務内容)
飲食店の場合は、お客さんが入店してからお帰りになるまでに携わる仕事の流れがあると分かりやすいです。
・お店の席数を書く(場所)
大体のお店の広さがイメージできますね。例)カウンター8席/テーブル3卓/ソファ2席
・提供しているメニューを書く(モノ)
自分が働く職場のメニューは知っておきたいですよね。

~アピールポイント~
特に決まっていません、とにかく自慢したいことなんでも書いてください!!
こだわっている料理の味でももちろんOKです。こだわりがあるお店で働けるって素敵じゃないですか。


任意項目編】

では次に任意項目です。ここの項目は入力しなくても求人は掲載できるため、全く入れていなかった…ということもあるかもしれませんが、ぜひ入れてみてください。中でも一番推したい項目は写真です。とりあえず1個やってみようであれば、まずは写真から始めてほしいです。言葉でどんなに伝えても、写真1枚で全くイメージが変わりますよ。まさに、“百聞は一見に如かず“です。

求める人材

「あなたに働いてほしい!!」
今読んでいる求人は自分が対象かそうでないか分かるように書いてあげることがポイントです。
誰でもいい当たり障りのないラブレターなんて読む気になりませんよね?
求人も同じです。

あなたに向けて書いてますよ!とアピールしてあげてください。

どうやって書いたらいいか、迷う場合は、とりあえず、下の〇〇に当てはまりそうなものを並べてみてください。
・〇〇な方お待ちしています!(人柄や興味のあることなど)
・〇〇の経験がある方募集
・未経験大歓迎です!〇〇できれば大丈夫です!


例えば、飲食店の未経験者募集に〇〇を当てはめてみると、
「料理を作ることが好きな方、お酒の知識を深めたい方、お待ちしています!
未経験大歓迎です!お客様にいらっしゃいませ!と明るく元気に挨拶できれば大丈夫です!」
といった感じになります。

勤務時間・曜日

アルバイトであればシフトのこと、社員の場合なら休日や残業のことですね。
・週何日勤務に入ってほしいか
・1日何時間から勤務OKか

特にアルバイトやパート募集の場合、このような記載があるだけで、応募者は自分の生活リズムを考えて実際に働けるかをイメージできます。

交通アクセス

「勤務地」項目でも記載したように、ビル名はこちらに記載ください。
(余力あったら書いてほしい…)
・徒歩〇分
・車で来る場合はパーキングあります

待遇 福利厚生

求職者が検索するときに入れる人気のワードを用意したので、当てはまるものをそのまま、コピペしてください。箇条書きで全然いいです!

  • 制服あり
  • 車通勤OK
  • 交通費支給
  • まかないあり
  • 社割あり
  • 研修あり
  • 資格取得支援制度
  • 残業なし
  • 社員登用あり
  • 住宅手当あり

写真

私の一番推したい項目がきました。写真です!
写真は、スマホで見た時に、求人の一番上に載ります。(パソコンでは写真の掲載はありません)
最大5枚まで載せられます。
最低1枚は必ず載せてください。
これ、マストです。
なぜなら、indeedには他のライバルの求人もたくさん載っていて、写真があるだけで一覧ページで目立つからです。
もっと載せられるぞ!なら撮る写真のパターンは3つ。
「人」「場所」「モノ」
・一緒に働くスタッフの写真
・お店orオフィスの内観や外観
・扱っているメニューや商品

この3つがあるだけで働くイメージが格段に上がります。

この求人のタグ

最大3個まで任意で選択できます。
記入式ではなく、選ぶだけなのですぐできます。
好きなのを3つ選んで頂ければOKです。
もちろん当てはまらないのはだめですが…。
ないよりあった方がイイじゃないですか。
他のライバル求人よりも目立つので、絶対あった方がいいです。

  • シニア応援
  • 社員登用あり
  • 昇給・昇格あり
  • 残業なし
  • 週1日からOK
  • 週2〜3日からOK
  • シフト自由
  • 高収入
  • 交通費支給
  • 即日勤務OK
  • 急募
  • 駅から5分以内

その他

いろんなパターンがあるかとは思いますが、応募する側としては下記のどちらかが書いてあってほしいです。
・すぐにでも働いてほしい。
・面接のときに相談してからでOK!


(余力あったら書いてほしい…)
・採用目標人数 〇人
・応募後の流れ 
 -1週間以内にメールで連絡します
 -次は面接1回のみあります

応募した後って、求職者は連絡が来るまで意外とそわそわしています。それに、他の求人にも応募している可能性がありますよね。先にライバルのところに決まってしまったら悔しいので、ある程度の目安を書いてあげましょう。

さいごに

さて、各項目でコツをお伝えしましたが、この項目にこれを書かなくてはいけないという規則はありません。他にも記載したいことなどあれば書いてみてくださいね。
また、序盤にも書きましたが、「ウチがアピールできるものってなんだろう」と困った際は、働いているスタッフの子に「もしウチに友達を誘うならどうやって誘う?」て聞いてみてください。そしてそれをそのまま書いてください。働き続けてくれているということは、いいなと感じている理由があるはずですし、何より一番の魅力なんじゃないでしょうか。
他にも、こんな場合はどうしたらいいのか、など質問があれば、是非弊社までお気軽にお問い合わせくださいね。

この記事を書いた人

広部貴司

リクルート発行の求人広告制作を経て、2014年上級ウェブ解析士を取得。以降、特定の商品に限ることなく、リアルもウェブもペイドメディアもオウンドメディアも含めてトータルで最適な採用手法の提案を心掛けています。