弊社では過去に名刺交換させていただいた方を中心に、
毎月様々なメルマガでお届けしていますが、ここではその一部をご紹介します。
ここでご紹介している市場動向分析に関しては、
主な職種群を2グループに分け、それぞれ隔月で送信しています。
※最新版はメルマガにて配信しています
2024年9月送信分
今回ご紹介するのは、2024年9月に送信した内容です。
時系列も当時の状況のままとなっています。
こちらでは、弊社にてお手伝いさせていただいた全国のIndeed運用データのうち
7月分と8月分のデータ比較からシーン別に動向を表す数値を抽出し、
アルバイト・パート採用と社員採用に分けて職種ごとにまとめています。
2024年9月に送信した職種群は以下となります。
- 飲食・フード
- 販売・接客・サービス
- 医療・介護・保育
- 事務・オフィスワーク
- 営業
では、早速見ていきましょう。
今月のPICK UP
弊社の運用実績より気になる情報をピックアップしてお届け!
今月のピックアップは…
「医療・介護業界のアルバイト・パート募集」
まずはこちらのデータをご覧ください。

こちらは平均クリック単価の推移グラフです。
2024年に入ると多少の上下はあるものの
前年までと比べて大幅に下がっています。
続いてこちらをご覧ください。

クリック数の中央値の推移グラフです。
中央値は文字通り全てのデータを並べた時に真ん中にある数字。
その真ん中の位置が2024年に入ると大きく上昇していることがわかります。
そして最後にこちらをご覧ください。

クリック数の中央値と平均値の推移グラフです。
ここでもやはり2024年に入ると大きな変化が見て取れます。
どちらも一度は下降したものの、そこから急激な上昇を見せ、
今では昨年同時期比を上回る状態となっています。
さて、この変化の節目である2024年1月に何があったのか。
「Indeed PLUSのリリース」です。
求人配信プラットフォームであるIndeed PLUSが
弊社の運用データ上でも採用成果に大きな変化をもたらしています。
成否のカギを握るのは「使い方」です。
ぜひ、ご相談ください。
そんな医療・介護領域ですが、
8月のデータから見た現状を一言で表すと…
アルバイト・パート
今は良くても油断大敵!情報収集や条件見直しを
正社員
さらなる採用難状態、競合他社との差別化を意識した原稿作りを
アルバイト・パート領域は昨年平均と比べてクリック率・応募率共にやや高く、
クリック単価や応募単価は抑えられていたことから、
直近8月は比較的採用しやすい状況にあったと考えられます。
とはいえ昨年8月から9月にかけての求人数推移を見ると増加していたことからも、
今後少しずつ市況が厳しくなってくる可能性は十分に考えられます。
また10月には最低賃金の引き上げも控えており、
各企業条件の見直しを行うことが予想されます。
「気づいたら競合に大きな差をつけられていた…」なんてことにならないように、
油断せず情報収集や条件の見直しを今のうちから行っておきましょう。
一方で正社員領域では真逆の動きが見られました。
昨年平均よりもクリック率・応募率共に低く、
費用対効果の面でも悪化しており、
こちらはより採用難の状態であったと言えます。
前述の通りこれからさらに競合案件が増える見込みのため、
直近で採用活動が上手くいっていない場合は早急に改善に取り組みましょう。
検索結果一覧に表示された時に競合案件との差別化はできているか、
求職者目線で知りたいことが過不足なく正しく求人詳細に記載されているか、
原稿内容の見直しは非常に重要です。
またクリック単価が平均よりも大幅に下回っている場合、
そもそも予算不足の可能性もあります。
その場合は今後に向けて広告費増額も視野に入れましょう。
Indeed運用実績データから見る採用市場動向
アルバイト・パート募集
募集情報を見てもらうシーン

応募してもらうシーン

正社員募集
募集情報を見てもらうシーン

応募してもらうシーン

全体的にクリック率は昨年平均よりも低い傾向にありました。
クリック単価も低い場合は特に、
採用競合が多く検索結果一覧で差別化ができていない可能性が高いため、
一覧情報(職種名、求人キャッチコピー、給与情報、写真など)を中心に見直しを行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
上記はあくまで全国で見た場合の話となります。
もっと自社の募集に近しい詳細な情報や最新の情報については
お気軽にお問い合わせください。