Indeedで効果をだすにはどうしたらいいの?

Indeedで求人を出していて、「管理画面の見方がわからない」「担当営業から振り返りの資料をもらうけどどこを見たらいいかよくわからない」というお困りはありませんでしょうか。応募効果を出すためには、様々な改善方法がありますが、今回の記事では、最初にチェックしてほしい2つのポイントに絞ってお話ししたいと思います。

最初に見てほしいポイントは2つ

何を見たらわからないとき、まずは「クリック率」と「応募率」に注目してみてください。
この2つの項目の平均値は
・クリック率5.0%~7.0%
・応募率 0.7%~1% と言われています。 ※変動あり
どちらかの値が低い場合は、「改善の必要アリ」と言えます。

では、それぞれの項目について、もう少し詳しく見ていきます。

クリック率

クリック率とは、Indeedで検索結果として自社の募集案件が一覧表示されたうち、詳細ページまで見られた割合です。
実際にIndeedで仕事を検索すると、検索結果の一覧ページに職種名・会社名・勤務地・給与が表示されます。

職種名が最初に目立つよう配置され、同時にクリックやタップをされる部分になっているため、職種名の工夫がクリック率を上げるポイントになります。クリック率を上げると何が良いのか。これは単純にクリック数が増えるので、より詳細な求人を見てくれる人が増えます。見てくれる人が増えるほど応募が増える可能性も高まります。お店で言えば、お客様に来店いただいて、初めて売れるという構造と同じです。

また、「給与はそんなに高くないけど、実は待遇がとてもいいんだ」
「一緒に働く仲間が魅力的でね」
といった本当は魅力的なお仕事でも、残念ながら…一覧ページでは表示される内容が限られているため、まずはクリックをしてもらえないことには、その情報を知ってもらうことすらできません。だからこそ、どんな仕事か、パッと見ただけでイメージできる、わかりやすい職種名を意識しましょう。

例)
事務→営業事務
営業→求人広告の営業
受付→ホテルフロントスタッフ

※ただし、Indeedの掲載基準では、職種名に修飾語が多いと、余分な情報、クリック誘発目的のキーワードを入れているとみなし、表示回数に影響が出ると言われていますので、職種名の工夫のしすぎにはご注意ください。
(NG例)履歴書不要☆週2日からOK・時給1500円のホールスタッフ☆

応募率

求人の詳細を見てくれた人のうち、応募してくれた人の割合です。
応募率が低い場合、求職者の動きとして3つのケースが考えられます。
・求人ページを開いてすぐに離脱
・途中で読むのをあきらめた
・最後まで読んだけど応募しなかった
それぞれのケースで状況や改善方法は異なりますが、まずここでは、最初の「求人ページを開いてすぐに離脱」の場合についてお伝えします。

チェックすべきポイントは「求人のページ上部に一番推したい内容が入っているか」です。
いまや求職者の9割がスマホで仕事を探すと言われています。
ぜひ、求人の確認はスマホでしてみて頂きたいのですが、意外と1画面で伝えられる情報は少ないはずです。
だからこそ求職者がスマホ画面で最初に目にする場所に、「いかに興味を惹く情報を入れるか」がポイントと言えます。

個人的な、例えばこんな言葉があったら読み進めたくなる例~
・〇年間連続黒字! ←会社の安定性 コロナだから余計に気にします
・決まったルートで決まったお客様との取引 ←簡単な仕事内容 自分が向いてる仕事かももっと知りたい
・土日祝休み 賞与年2回、昇給 年間休日〇日 ←待遇面がしっかり 色々あるから嬉しい

まとめ

Indeedを使っての採用活動は、応募の有無だけではなく、
クリック率・応募率といったデータを見て、効果を改善していくことができます。
何から見ていったらいいかわからない!というお困りごとがあれば、
まずは、この2つのポイントを意識してみてください。

この記事を書いた人

広部貴司

リクルート発行の求人広告制作を経て、2014年上級ウェブ解析士を取得。以降、特定の商品に限ることなく、リアルもウェブもペイドメディアもオウンドメディアも含めてトータルで最適な採用手法の提案を心掛けています。