弊社では過去に名刺交換させていただいた方を中心に、
毎月様々なメルマガでお届けしていますが、ここではその一部をご紹介します。
ここでご紹介している市場動向分析に関しては、
主な職種群を2グループに分け、それぞれ隔月で送信しています。
※最新版はメルマガにて配信しています
2024年4月送信分
今回ご紹介するのは、2024年4月に送信した内容です。
時系列も当時の状況のままとなっています。
こちらでは、弊社にてお手伝いさせていただいた全国のIndeed運用データのうち
2月分と3月分のデータ比較からシーン別に動向を表す数値を抽出し、
アルバイト・パート採用と社員採用に分けて職種ごとにまとめています。
2024年4月に送信した職種群は以下となります。
- 配送・引越・ドライバー
- 工場・製造
- 建築・土木・建設
- 軽作業
- 警備・清掃・ビル管理
では、早速見ていきましょう。
アルバイト・パート募集編
募集情報を見てもらうシーン
配送・引越・ドライバー、工場・製造、建築・土木・建設、軽作業に関しては、
クリック率の低下とクリック単価の上昇から、採用競合の出稿が増えている可能性があります。
求職者に自社の募集を見られる機会を損なわないよう、念のため予算の費消状況確認や見直しをおすすめします。
一方で警備・清掃・ビル管理については募集情報を見てもらうまでのハードルは低くなっていると言えます。
応募してもらうシーン
配送・引越・ドライバー、工場・製造、建築・土木・建設、軽作業に関しては、
応募率も上がっていることから、アクティブな求職者が増えており、
採用するチャンスとも同時に言えます。
一方で警備・清掃・ビル管理については募集情報は見てもらいやすいものの、
応募獲得に至っていないケーズが増えていると考えられます。
周辺エリアの募集や採用競合など、比較検討されそうな募集の条件をチェックし、
自社の募集条件と照らし合わせてみることをおすすめします。
社員募集編
募集情報を見てもらうシーン
どの職種もクリック率が上昇しているので、募集情報をみてもらいやすい状況にあります。
併せてクリック単価も若干の上昇が見られますが、見てもらわないことには応募・採用へも繋がらないので、
応募獲得に向けた最初の一歩はクリアしやすい状況と言えます。
応募してもらうシーン
応募率に関しては職種間で差が出ています。
配送・引越・ドライバーと建築・土木・建設では応募に至るケースが増えている一方で、
工場・製造、軽作業、警備・清掃・ビル管理では、
募集情報は見るものの応募に至らないケースが増えています。
社員募集においてこの傾向は複数の要因が考えられるので、
まずは募集原稿に記載のある情報の見直しをおすすめします。
また、いずれにせよ応募単価は上昇しています。
この背景には採用に積極的な企業が増えていることもあり、
求職者は応募に至るまでに多くの情報を見比べている結果と考えられます。
見比べた結果、応募する・しないを決めているということから、
「自社の募集の何に魅力を感じる人を採用したいのか」を
今一度考えることが採用に向けて必要な一歩と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
上記はあくまで全国で見た場合の話となります。
もっと自社の募集に近しい詳細な情報や最新の情報については
お気軽にお問い合わせください。