弊社では過去に名刺交換させていただいた方を中心に、
毎月様々なメルマガでお届けしていますが、ここではその一部をご紹介します。
ここでご紹介している市場動向分析に関しては、
主な職種群を2グループに分け、それぞれ隔月で送信しています。
※最新版はメルマガにて配信しています
2024年5月送信分
今回ご紹介するのは、2024年5月に送信した内容です。
時系列も当時の状況のままとなっています。
こちらでは、弊社にてお手伝いさせていただいた全国のIndeed運用データのうち
3月分と4月分のデータ比較からシーン別に動向を表す数値を抽出し、
アルバイト・パート採用と社員採用に分けて職種ごとにまとめています。
2024年4月に送信した職種群は以下となります。
- 飲食・フード
- 販売・接客・サービス
- 医療・介護・保育
- 事務・オフィスワーク
- 営業
では、早速見ていきましょう。
アルバイト・パート募集編
募集情報を見てもらうシーン
上記全職種に共通してクリック率の上昇が見られることから、
これらの仕事を探している求職者が増えていると言えます。
時期から考えても、これは例年通り順当な動きとなります。
その中でも特に医療・介護・保育領域においては
前月と比べてクリック率の上昇率が大きく、
クリック単価の減少額も大きいことから、
効率的に情報を見てもらいやすい状況と言えます。
※弊社運用での営業のアルバイト募集はありませんでした
応募してもらうシーン
飲食・フード、販売・接客・サービス、医療・介護・保育の領域においては
応募率が上昇し応募単価が下降していることから、
採用しやすい状況にある可能性が高いと言えます。
一方で事務・オフィスワークについては
応募率も応募単価も上昇していることから、
この領域でアルバイト・パートを探している人は多いものの
募集している競合企業も多いと考えられるため、
応募状況が芳しくない場合は、
採用競合と比較して募集条件の見直しや
募集情報の打ち出し方の見直し、
広告費の増額を検討いただくことをおすすめします。
社員募集編
募集情報を見てもらうシーン
販売・接客・サービスと営業についてはクリック率が大きく上昇しており、
さらにクリック単価も減少していることから募集情報をみてもらいやすい状況にあります。
飲食・フードと事務・オフィスワークについては、
クリック率の上昇と共にクリック単価の上昇もみられるため、
求職者だけでなく競合し合う募集案件も増えていると考えられます。
クリック率が下がっていたりクリック数が減っている場合は、
一覧画面上での情報で競合他社との比較や、
広告費増加の検討をおすすめします。
医療・介護・保育においては、
クリック率が下がり、クリック単価は上昇していることから、
競争率が上がった可能性が高いと言えます。
応募に至る前には必ずクリックが必要なので、
クリック数が著しく減っている場合には、広告予算の見直しを検討ください。
応募してもらうシーン
医療・介護・保育を除き、応募率は軒並低下しています。
中でも飲食・フード、事務・オフィスワーク、営業は
応募単価も上がっていることから、採用競合増加の影響が想定されます。
販売・接客・サービスは応募率が下がりつつも応募単価も下がっています。
前述のクリック率上昇とクリック単価の低下を考え合わせると、
この領域で仕事を探す人が急激に増えている、
もしくは競合する募集案件が減っているものの
検討中で応募に至らない人が多いと考えられます。
今一度、採用ターゲットと募集情報の内容を精査し、
求職者の応募動機形成に繋げるよう原稿内容を見直すことで、
採用チャンスが広がる状況と言えます。
医療・介護・保育領域では、単価の上昇を伴ってはいるものの、応募率自体は伸びています。
前述のクリック率低下とクリック単価上昇を考え合わせると、
依然として競争は激しいものの、
この領域で仕事を探す求職者は活発に動いている状況と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
上記はあくまで全国で見た場合の話となります。
もっと自社の募集に近しい詳細な情報や最新の情報については
お気軽にお問い合わせください。