Indeed(インディード)とは?~仕組み・効果・費用などIndeedのあれこれ~

『仕事探しはIndeed♪』のフレーズでお馴染みのIndeed(インディード)。

TVCMや広告でよく見かけるけど・・・
■Indeedってなに?
■どうやって掲載すればいいの?
■ほかの求人サイトと何が違うの?
■どれくらいの費用でできるの?
など、多くの疑問を抱えている採用担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は「Indeedの仕組み・メリット・費用・掲載方法・費用」をご紹介していきます。

Indeedとは求人情報の検索・応募ができる「求人サイト」

Indeedとは、5.8億件の求職者プロフィール1を誇る世界No.1の求人検索サイト2です。
求職者は、無料で求人を検索し、応募することができ、企業は有料で求人広告を掲載することで、より多くの候補者にリーチできます。
Indeedは、求職者にとって使いやすさを最優先したデザインや仕組みが特徴で、必要な情報をすぐに見つけられるようになっています。これにより、時間をかけずに理想的な求人を見つけることができ、多くの求職者に支持されています。

Indeedの仕組み

Indeedに訪れた求職者は、「勤務地」「フリーワード」を入力して求人を検索します。
多くの求人サイトでは、希望条件をあらかじめ細かく絞り込んだうえで検索を行う仕組みが一般的です。一方、Indeedでは「フリーワード検索」を中心に据えることで、求職者が自由に条件を組み合わせて検索できる仕組みとなっています。
フリーワードを活用する求職者は、自身の希望や目的が明確であることが多く、転職意欲の高い求職者が多いとされています。

さらに、IndeedはAIを活用しており、入力されたキーワードや検索履歴に応じて、求職者の好みに合った求人を上位に表示します。この仕組みにより、検索する人・タイミングによって上位に表示される求人情報が異なるのも、Indeedの大きな特徴です。

Indeedのメリット・デメリット

メリット
・有料でも無料でも掲載できる
・求人原稿(求人票)がいつでも、何回でも修正可能
・広告費を最低限に抑えることができる

他の求人サイトと比較して、広告費が抑えられ尚且つ無料掲載も可能です。求人原稿(求人票)も営業時間・勤務時間の細々とした修正から、採用ターゲットに合わせた内容の修正等までご担当者様のタイミングで修正ができます。
※無料掲載には、利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます。

デメリット
・応募者の管理が企業様に依存(日程調整や案内メールがない)
・無料掲載の場合、求職者に発見されづらい

他の求人サイトでは、応募者の管理ができるツールが提供されている場合が多いですが、Indeedでは掲載方法によっては、各企業様・ご担当者様がExcelや独自の管理ツールを用いて、応募者の進捗を管理する必要があります。また、求職者にマッチした求人を自動で上位表示させる仕組みではありますが、有料掲載の求人の方が表示されやすくなるという傾向もあります。

Indeedへの掲載方法

Indeedへの掲載方法は、大きく分けて以下の3種類があります。

(1)直接投稿

直接投稿は、Indeedに求人を直接掲載する方法です。
自社の採用ページをお持ちでない方短時間でスグに求人掲載を始めたい方におすすめです。
Indeedにアカウントを開設し、画面の案内に従って会社情報や求人内容を入力するだけで、簡単に求人情報を掲載できます。自社の企業ページを無料で作成できるほか、求人情報をタイムリーに更新できるなどのメリットがあります。

(2)クローリング

クローリングは、自社の採用ページにある求人情報をIndeed のシステムに読み込ませ、Indeed上の検索結果に表示させる方法です。ただし、クローリングを利用して掲載するには、自社の採用ページで掲載されている求人情報が一定の基準を満たしている必要があります。

※2025年3月31日を以て、クローリングが終了することがIndeedより公表されました。詳細は下記をご覧ください。
【お知らせ】Indeedに掲載される求人情報の「Indeedエントリー」標準化について

(3)ATS(採用管理システム)

IndeedのATS連携パートナー3が展開する 「Indeedエントリー」に対応したATSを利用することで、ATS上で掲載されている求人情報がIndeed上の検索結果に表示されるようになります。
※IndeedのATS連携パートナーはこちら

「Indeedエントリー」とは、IndeedとATS(採用管理システム)が連携する上で、採用プロセスを簡略化させることのできるサービスです。
求職者にとっての利便性も向上し、採用検討企業はより早く適切な採用を行えます。

出典:Indeed公式サイト|Indeed 連携 ATS

Indeedの掲載費用

Indeedは求人広告の掲載費用が柔軟で、企業の予算や採用ニーズに合わせて調整できる仕組みが特徴です。
基本的には「クリック課金制」を採用しており、広告を掲載しただけでは費用は発生せず、求職者が広告をクリックして初めて費用が発生します。
※初期費用や月額費用、成果報酬といった固定費用は発生しません。
※クリック単価は広告に設定した予算・地域・競合状況などにより変動します。

企業様で予算や掲載期間を自由に設定し、効果を見ながら調整ができるため、高いコストパフォーマンスが期待できます。
あらかじめ上限予算も設定できるため、想定外にコストが膨れ上がる心配もございません。

まとめ

Indeed(インディード)とは、世界で1番の利用ユーザを誇る求人サイトです。
Indeed内はAIシステムを導入しており、掲載した求人の条件に合う人材にリーチできるうえに、求人広告費用も他の求人サイトよりも安く抑えられるため、人事・経営者の方から「費用対効果が高い」と高い支持を得ています。
自社の求人がどれだけ求職者に閲覧されるのか知るためにも、無料掲載や低単価での有料掲載でIndeed(インディード)を利用してみるのもいいかもしれませんね。
本記事が、人事・経営者など採用活動に携わる方に少しでも有益な情報となれば幸いです。

  1. 出典:「Indeed 調べ(ワールドワイド)、固有の認証済みメールアドレスを使用した求職者アカウント数」 ↩︎
  2. Comscore 2024年3月総訪問数 ↩︎
  3. Indeedと連携したATSを提供するパートナー企業 ↩︎

この記事を書いた人

黒田美加子

2024年4月中途入社。
Indeed広告運用をメインに、効果の改善提案を行っている。
2024年11月:上級ウェブ解析士取得