求人するなら必須の時代!?動画コンテンツを追加しよう!

一昔前に比べると、インターネットの世界には動画コンテンツの量が爆発的に増えました。Youtubeなど大手サイトも盛り上がり続けていますし、tictok、Instagramといった動画主体、または動画機能が人気のSNSも大流行しています。
そんな中、求人の世界でも動画の力が発揮されています。
流行っているからって、求人と動画がどう結びつくの??
そんな疑問にお答えしつつ、これからのスタンダードになりえる求人手法としての動画コンテンツの扱い方についてご紹介します!

1.なぜ動画に注目するのか?

それは、動画広告の市場規模が、数年前から急成長しているから。
2015年から2019年にかけての5年間で、スマートフォンからの1ユーザー当たりの月間動画視聴時間は、約4倍に伸びているというデータがあります。

2015年6月から2019年6月までの5年間で、スマートフォンからの1人当たりの月間動画視聴時間は約4倍に伸びています。スマートフォン保有率の上昇や、インターネット環境の改善が背景にあると考えられます。

https://service.aainc.co.jp/product/letrostudio/article/2020/movie-market-data.html


2014年あたりから急速に普及したスマートフォン。スマホというツールと、その利便性を支える通信環境が世の中に定着したために、「誰でも」「どこでも」「いつでも」動画を視聴できる環境が整ったのです。
さらに今では、Facebook、Twitter、Instagram、TikTokといったSNSアプリ上で個人ユーザー自身が動画コンテンツを作り、気軽に公開することも日常的になりました。

いつの間にか、生活に溶け込んでいた動画コンテンツ。インターネット動画はテレビと同じくらい身近な物になったと言っても過言ではないでしょう。スマホがコミュニケーションツールとして普及し続ける限り、この市場規模は今後も保たれていくと思われます。

2.求人原稿での動画の使い方

では、そんな注目度の高い動画コンテンツを、求人原稿の中でどう使っていくのか?についてご紹介します。

おススメなのが、「仕事風景」「社内の様子」「スタッフ紹介」などの動画。
例えば「仕事風景」では、モノづくりの仕事の作業工程を映したり、ドライバー職なら運転席から見る風景など。
「社内の様子」ではカメラを目線に合わせて実際に社内を散歩しているように撮影してみてはいかがでしょう。
よく「スタッフ一同歓迎します!」なんて一文が原稿内に添えてありますが、実際にスタッフが集合して笑顔を見せている動画を掲載すれば、説得力も増しますよね。

こんな感じに、動画ではやはり「目から入ってくる情報量」の強みがあります。文章で説明すると難しく、長文になってしまう機械操作の模様も、映像で流せば一目瞭然です。
「こんな風に作業するのか、思ったよりもカンタンそうだな」
「社内がキレイと書かれていたけど、動画で見ると本当にキレイそうで安心した」
「スタッフの仲がよさそう!和気あいあいっていうのも本当みたいだ」

と、求職者に対してより深く、より正確なイメージを持ってもらうことが可能になるのです。

他にも、インタビュー形式で「会社代表や採用担当からのメッセージ」、「先輩にあたるスタッフへのインタビュー」なんていうのもいかがでしょう?一緒に働くことになるかもしれない人たちの人物像が動画で伝われば、求職者も安心して応募ボタンを押せるかもしれません。
アイデア次第で、様々な見せ方によるアピールができると思います。

3.作りこみに手間をかけすぎなくてもOK!

見てもらう方は気軽でも、実際動画を制作しようとすると手間や費用が掛かるのでは…という心配もありますよね。
でも実際は、そんなに手間暇をかけなくてもOK!先にご提案した仕事風景の撮影などだったら、スマホのビデオ機能で十分です。最近のスマホの性能なら、特に専用の機材をそろえずともキレイな動画が撮影できます。

動画の長さについても、そんなに超大作を作ろうとしなくてOK。1分以内に短くまとめるくらいで十分です。
求職者の方も、普段ネットで目にしているのは短い動画。コンパクトな長さの方が慣れていますし、長いとかえって途中で切られてしまうかもしれません。

文字を入れたり、効果音を入れたりといった演出も基本的に要りません。
そもそも、求人を出すときはすぐに応募が来てほしいのに、動画制作に時間がかかるために中々募集が始められないのでは困りますよね。普段の求人には、要点を絞ったシンプルな動画を用い、例えば新卒募集や、会社のイメージムービーなど腰を据えてじっくり公開したい動画に時間と費用を充てる、という使い分けができると、効率的に運用できるかと思います。

撮った動画は、Youtubeにアップロードして求人記事内にそのリンクを貼るなど掲載方法にも様々な手段があります。
株式会社リクルーティング・デザインが運営するindeed特化型求人媒体「iプラット」では、Youtubeにアップした動画をカンタンに埋め込むことが可能です。また、ご自身でYoutubeチャンネルを持たない場合、リクルーティング・デザインのチャンネルにて動画を掲載させていただくことで、そこからiプラットに動画を埋め込むこともできます。
動画もうまく使って効率的に訴求していきたい、という方にピッタリのツールですので、ぜひご検討ください。

4.実際に効果はあるの?

動画の作り方、導入までご説明してきました。
でも、ここまでして動画って本当に効果あるの?という当然の疑問もあるかと思います。
ここでも、iプラットによる効果事例をご紹介させていただきます。

■A社様
動画追加前の応募率…0.5%
動画追加後の応募率…1.5%(3倍!
さらに、面接に進んだ応募者の全員が動画を視聴してくれたそうです。
反応としては、

「仕事のイメージができた」
「前職での仕事の流れと同じで安心して応募ができた(経験者)」

という声が上がっていました。

A社様が用いられた動画も、仕事風景を映したシンプルな動画でした。
セリフもなく、淡々と職場(木工加工)の作業風景を映した、15秒ほどの動画です。
動画を載せる前までは文章や写真で仕事内容を説明していましたが、やはり動画で動きや音、雰囲気が伝わることで、求職者にも「ここで働く自分」がより鮮明にイメージできるのですね。

A社様の場合、動画の撮影もスマホにて、社内の方がご自身で撮影されていました。コストもかからず、ほんのちょっとの手間でこれだけの効果が得られるなら、試してみる価値アリなのではないでしょうか?

5.まとめ

今回は、求人における動画コンテンツの必要性についてご紹介しました。
動画広告の市場規模は、年々広がり続けています。
それを支えているのが、スマホの普及と通信環境の改善による
個人個人が動画に慣れ親しむようになった、という現状です。
そのため求人原稿内の動画も抵抗なく視聴され、
文章や写真と比較して圧倒的な情報量を求職者に提供することができます。
動画の撮影には、スマホを用いれば費用は掛かりません。
ごく短い長さの、シンプルな内容の動画でも十分です。
弊社の運用実績の中には、動画を用いて応募率を3倍にした事例もあります。
今後の求人活動には、動画が必須になってくるかもしれません。
明日からできる効果施策の1手として、動画コンテンツを導入してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

西本亜矢

株式会社リクルーティング・デザイン制作部で求人原稿制作を経験後、同社でindeed専用プラットフォーム「iプラット」の機能管理を担当しています。