シーズン2スタート!RD式介護特定技能教育、更なる充実を目指して

ごあいさつ

読者の皆さんこんにちは、介護特定技能研修講師・ケアマネジャーの田端です。
今月もこの文章を読んでいただきありがとうございます。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?実はケアマネジャーという職業は月初に請求業務があるためゴールデンウィークを毎年素直に楽しめないんです(笑)
もともとシフトのある介護職はまとまった連休が取りにくいので、もうこのゴールデンウィークやお盆休み、年末年始のお休みなどの大型連休と無縁の生活には慣れてしまっていますが…
しっかりお休み取れた方はリフレッシュした新たな気持ちで仕事に臨んでいきましょう!

シーズン2スタート!

私たちが主催する介護特定技能研修も4月からシーズン2がスタートしています!
受講生も変わり前回の反省を踏まえ内容をリニューアルして行っています。

今回は就職先がそれぞれ違っており働き始めるタイミングも違いますので「広く浅く」をイメージしました。ひょっとしたらこの勉強会には1度しか参加できない…という方も出てくることを想定しました。それでも実際に働き始めた時や、職員から指導を受けた時に、あ、この内容は勉強会で聞いたことがある!と思い出してくれたら成功!と目標設定し内容を見直しました。

さらに受講生のみなさんが事前に合格してくる介護日本語評価試験と介護技能評価試験の内容をさらに掘り下げ理解を深めてもらう内容も盛り込みました。もちろんシーズン1から繰り返し伝えている3つの介護の仕事の基本理念「あたたかさ・笑顔・思いやりの内容を必ず取り入れ、繰り返し伝えるようにしています。

お互いの気持ちを理解しよう

今回新しい取り組みとして講義中の会話はなるべく日本語を使おう、というルールを取り入れました。これは何故かといいますと、実際仕事に就くと複雑な日本語を話すことや聞くことが増えます。そうすると外国人同士になるとついつい母国語で話すことが増えてしまうのだそうです。少し想像してみてほしいのですが、わからない言葉や音が飛び交う環境に長くいると不安になりませんか?そして不安な気持ちはネガティブな考えを生み出してしまいます…そのため職場の雰囲気やコミュニケーションに悪い影響が出てきます。実際外国人と一緒に働いている職場ではそうした問題が表面化しているところが少なくないそうです。そうした事にならないように練習してほしい気持ちがあります。

ただ職場のルールなどで強制はできないと思います。母国語で話すことを職場で禁じられたら相手はどう感じるでしょうか?そうしたお互いの気持ちを思いやりながら職場でのルールは作られていってほしいのです。

また認知症を患っている方にとって不安な気持ちになることはマイナス要素が大きいことも伝え、わからない言葉や音が飛び交う環境をなるべく作らない必要性を理解してもらいました。

3大介護

みなさんは「3大介護」と聞いて3つをすぐに思い浮かべることができるでしょうか?

介護の「3大介護(3大介助)」とは、食事介助・入浴介助・排泄介助という3つの介助を指します。 3大介護は、身体介護の基本と位置づけられており、体の不自由な高齢者が生活を送るうえで不可欠な介護です。

これをクイズ形式で数ある介助のうち、どれが当てはまるのか考えてもらいました。それを踏まえて入職後にどんな業務があるのかを伝えました。この講義内容はとても反応がよく、一生懸命メモを取っていたのが印象的でした。

やはりどんな仕事をすることになるのか説明を受けていても具体的なイメージはできていなかったようで不安もあったのでしょう。その後動画で施設の1日の業務の流れを紹介する動画を見てもらうと真剣な表情で見入っていました。

嬉しい誤算

受講を予定している方からこんな意見があったと教えてもらいました。

その方は8月から介護の仕事に就いたら、3年後の介護福祉士合格を目標にしており、介護福祉士取得のための知識が得られる内容なら受けたいが、介護の基本的な内容はもう既に独学で勉強しているのでそういった内容では物足りないと思う、という意見でした。

仕事に就くことが目標になりがちな中で、そこまで目標を定めて自主的に勉強をしている人がいて嬉しくなりました。なので私達もその方が受講する時にはそんな思いに応えられる講義内容にしたいと準備を進めています。このように講義内容が画一的にならないよう受講生の求める内容やレベルに合わせて柔軟に対応できることを目指していき、受け入れ施設側にとっても満足度の高い人材育成となるように講義を行っていきたいと思います。

これからの日本の介護は、日本人、特定技能外国人が心を一つに支えていかなければなりません。新型コロナウイルスが落ち着けば、恐らく外国人の介護職が急増します。
数を増やすだけでなく技術を伝えるだけでなく「心」を伝えて行きたいとあらためて考えました。
これからも私たちの試行錯誤の中から見えてきたものを発信していきたいと思います
よろしくお願いいたします 。

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この記事を書いた人

田端正樹

介護特定技能 研修講師(昭和50年3月4日生まれ)
31歳から介護業界。
有料老人ホーム介護職リーダー、生活相談員を務めた後、
社会福祉法人にてショートステイ生活相談員を経験後
2016年よりケアマネジャー
2018年よりケアマネジャーを紡ぐ会 愛知支部長
初任者研修等、各種研修講師や第3者評価評価員も務める
令和3年3月より独立、株式会社PLATFORM設立し
単独居宅「居宅介護支援事業所 かなめ」開設