RDのよくばり者たち #01
M.M
営業 /GM/ヘッドオフィス
2020年 新卒入社
目の前の小さな期待に応え続けたら、
いつの間にか大きな役割をもらっていた。
- 最年少女性GM
- 週末はラクロスコーチ
南山大学 経営学部卒。2020年新卒入社。東海営業1部グループマネージャー。南山大学ラクロス部出身。全国強化指定選手に選ばれ、アジアパシフィック大会に出場したことも。仕事と母校のラクロスコーチを両立しながら、入社5年目に会社史上最年少女性グループマネージャーへ昇格。
コロナ禍まっただ中に始まった社会人生活。
全力だった自分を忘れかけていた。
社会人生活が始まった2020年は、ちょうどコロナ禍まっただ中。電話口では「採用どころではない」と冷たくあしらわれることも当たり前でした。どうすればアポが取れるか、休みの日もぐるぐる考え続けたり。アポが取れないと当然やることもなく、時間が余ってしまうことが、かえってつらかったり…。元々、例え休みの日でもみっちりスケジュールを詰め込まないと気が済まないタイプなんです。学生の頃はラクロス部に所属し、部活一色の駆け抜けるような毎日。今思えば、コロナ禍で友達にも会えず、学生時代のように全力で頑張る方法みたいなものを忘れかけていたのかもしれません。それでも目の前のことに地道に向かい続けた結果、世の中の自粛ムードの緩和とともに仕事が徐々に増えていきました。
そして、ようやく社会人としての自信がついてきた入社3年目、ユニットリーダーとして新卒の教育担当につくことに。飛びぬけたリーダーシップや営業力があるわけではない自分にできることは何だろう?ヒントとなったのは、学生時代に取り組んでいたラクロスでした。小柄で体格に劣る私が見つけた武器は、フィールドを目いっぱい走り回る運動量と、広い視野で全体を見ること。「置かれた場所で勝負できる道を見つける」というのが、ラクロスを通し学んだ姿勢です。営業としてはまだまだだけど、きっと自分なりに教えられることがあるはず!まずできることは自分の頑張る姿を見せることだと、苦手意識のある新規顧客の開拓にも、率先して取り組みました。
グループ全体のことを広い視野で見て、
一緒に全力を尽くす。
置かれた場所で、目の前のことを一つひとつ頑張る。そんな姿勢が評価されたのか、5年目でグループマネージャーとして2人の部下を持つことに。しかもその2人は3歳年上で、1人は私より社歴も上。昇格の知らせを聞いたときは、「大丈夫かな」って、プレッシャーでいっぱいでした。正直、部下になる先輩を差し置いてマネージャーになることの気まずさや、身の丈に合わないのではという不安もありました。でも、これまでの他のマネージャーたちとは違う役割を期待されての人事のはず。とにもかくにも前を向いて頑張ることにしました。
2人のメンバーの性格は真反対。一人は、モチベーションに左右されやすいけど、やると決めたら一直線なタイプ。もう一人は、裏でコツコツ頑張る不言実行タイプ。それぞれの性格に合わせて、周囲にも聞こえるよう「○○ができるなんて、すごい!」と褒めたり(お世辞は言えない性格なので、ホントに思った時だけ(笑))、週次のミーティングで密かに営業戦略を練ったり…。もちろん、自分自身の目標数字も全力で追いかけました。結果、グループの最初の四半期目標を無事達成。まずは成果が出たことに、安堵の気持ちでいっぱいになりました。グループ全体のことを広い視野で見て、一緒に全力を尽くすこと。考えてみると、それが私に期待されていた役割なのかもしれません。たまたま成果が出ただけと言われないよう、気を引き締めてこれからも頑張っていきたいです。
よくばりだからこれもやりたい!
一度きりの人生だから、
仕事もラクロスもどちらも楽しみたい。
母校のラクロス部コーチとして、土日どちらかは必ず練習に参加しています。一度きりの人生でも、仕事だけでなくもう一つの軸があったら、二度美味しい。そう考えて、コーチの依頼を引き受けました。役割として求められているのは、技術面の指導だけでなくチームの雰囲気づくりの部分です。アドバイスをする時、気を付けているのは押しつけがましくならないよう、相手の立場に立って考えること。ちなみに、この姿勢はラクロスだけでなく、仕事においても活かされているかもしれません。お客様に対しても、社内のメンバーに対しても、どういう言葉をかけたらプラスに感じてもらえるだろうと、常にその人が置かれている状況を考えることを意識しています。
社会人生活に慣れるにつれ、オンオフの切り替えも上手に。今では退勤したら仕事のことは忘れて、即オフモードになれるようになりました。休日にはラクロスだけでなく、遊びの予定もみっちり。一秒だってムダにしたくないと、歯磨きしながら筋トレまでしているくらい(笑)。濃密なスケジュールの日々を過ごしています。
次はこれがやってみたい!
目指すは、ラクロス日本一と、
自分なりのマネージャー像を確立すること。
実は、ラクロスのコーチも、グループマネージャーも、自分から絶対にやりたい!と強く望んでいたわけじゃないんです。目の前のことを一つひとつ乗り越えて、小さな期待に応え続けたら、いつの間にか大きな役割を与えてもらっていた、という感じかもしれません。でもやるからには、学生時代に逃したラクロス日本一をコーチとして成し遂げたい。グループマネージャーとしても、メンバーと切磋琢磨しながら高めあっていきたい。そう考えています。
ここリクルーティング・デザインは、社歴や年齢関係なくチャンスが与えられ、誰もが自分の持ち味を活かし輝ける場所。先輩たちとは違う、自分なりのマネージャー像をこれから作り上げていきたいです。